ロボットとPLCのシステム統合:見積もり前の現地調査チェックリスト
ライン自動化に投資する前に、サイクルタイム、作業対象の部品、信号インターフェース、安全、検収を明確にしましょう。

自動化システムは、実際の工程と運転条件に基づいて評価する必要があります。作業内容を明確にする前にロボットやPLCを選定すると、投資範囲がニーズと合わなくなるおそれがあります。まずは製品データ、サイクルタイム、既存ラインの制約から始めましょう。
作業内容をステップごとに記述する
入力、動作、終了点、良品の条件を明記してください。ピック&プレースの場合は、供給位置、受け渡し位置、部品の寸法と質量、把持ツールの情報が必要です。品番が複数ある場合は、最も扱いやすい1品番だけを説明するのではなく、ばらつきの範囲と段取り替えの方法をご提供ください。
工程ごとのサイクルとシステム全体のサイクルを区別する
ワーク供給、機械待ち、製品の取り出しを含め、関連するステップの時間を測定してください。待ちが別の工程で発生している場合、1つの動作を速くしてもライン全体の生産量が増えるとは限りません。目標サイクルタイムには、合意した試験条件と代表製品が必要です。
制御インターフェースを洗い出す
PLC、使用中の機器、電気図面、やり取り可能な信号インターフェースの情報をご提供ください。プログラム変更の権限、バックアップの状況、接続条件を明確にします。同じプロトコル名に対応しているというだけで、機器同士が通信できると決めつけないでください。
安全は最初から評価する
システムのレイアウトでは、動作範囲、作業者のアクセス、保守モードを考慮する必要があります。保護方式、非常停止、インターロックは、適用される要件に従い、専門知識を持つ人が設計・評価しなければなりません。この調査リストは、リスクアセスメントや工場の安全手順に代わるものではありません。
引き渡し範囲と検収を定める
機械、電気、ソフトウェア、据付、教育のうち、どこまでが契約に含まれるかを明記してください。試験用製品の種類、試運転期間、不具合の基準、設備停止の記録方法を取り決めます。口頭でのやり取りに依存しないよう、引き渡すべき資料、プログラムのバックアップ、操作マニュアルをリスト化してください。
ZINITEKとの現地調査の準備
レイアウト図、共有が許可されている場合は工程の動画、製品データ、サイクルタイム、達成目標をお送りください。設置面積、電源、設備停止が可能な時間、残す必要のある設備などの制約もお知らせください。十分な資料があれば、投資項目を確定する前に根拠のある方式を協議できます。


